君の手に残る指輪。

ジャニーズと日常と活字と映像。

KinKi Kidsのつくりだす世界観が好きだ。

まず始めに。KinKi Kids「鍵のない箱」ギネス&オリコン歴代記録更新おめでとうございます~!!

これでシングル34作連続1位。今のご時世のオリコンランキングにそんなに価値があるのかと言われると甚だ疑問を覚える点もありますが、それでも素直に嬉しい。

今回のKinKi Kidsのシングル、「鍵のない箱」は通常盤と初回A,Bの三種売りだったのですがどれを買っても楽しめる内容だと思う。そして個人的には初回Bだけにしか収録されていない「キラメキニシス」と、通常盤のみ収録の「blue new moon」をオススメしたい。「キラメキニシス」は軽快でキャッチーな入りの曲だし、聴いてて楽しくなる音作りをしている。聴く度に癖になる、思わず口ずさみたくなるサビはさすが作詞作曲堂島孝平といったところだ。一方「blue new moon」の哀愁漂う香りと2人の声の相性の良さは格別だし、この味は彼らにしか表現できない世界観だと感じる。閉鎖的で儚くて、鍵のない箱の歌詞を引用するなら「何もかも消えちゃいそう」な感じ。ファンタジーゲーム主題歌とかに合いそうだなあって思った。

さて、KinKiシングル発売を終え、来月発売のアルバムのこともあり、KinKiファンとしては嬉しい悲鳴ですが番組出演が多い多い。新情報が出る度にもっと増えてほしいと願う貪欲さはやっぱり一年の中の露出の低さからくるものなのかなーと思ったり。このままCD発売が終わっても、来年もいっぱいいっぱい色んな活動があると嬉しいなあ…。とりあえず今は、恒例のコンサートが無事開催され最高のものとして出来上がるように願うばかりだ。

 

…そういえば並行して、最近疎くなっていた漫画界隈に色々手を出しています(笑)ペダルとかハイキュー人気はまだまだすっごいんだなあ。そんなことを考えつつ、今はダイヤとワートリにハマっています。

「すべてがFになる」を読んだ

今期ドラマが発表された際から気になっていた作品であり、以前の記事ではざっとした印象を述べさせてもらった作品、「すべてがFになる」。

近々原作を買うと言っていましたがようやく1作目に手を出しまして読み終わりました。とはいえまだ1作目だけなのですが。

この作品、ドラマでは一貫タイトルとして「すべてがFになる」と称されていますが、原作は「S&Mシリーズ」というシリーズの中に、この「すべてがFになる」という話が入っています。そして原作刊行順だとこの「すべてがFになる」は1作目にあたっていまして、今回この「S&Mシリーズ」に初めて手を出すということで、刊行順ということもありドラマタイトルでもある「すべてがFになる」という1作目を読んだわけです。

ドラマは2話分で原作1作分を映像化という形で進ませるようで、現在ドラマでは「冷たい密室と博士たち」(原作では2作目)を終了し、「封印再度」(原作では5作目)の全編の放送を終了しています。そちらはまた原作を読んでいないので比較して話すことはできないのですが、それでも原作1作目を読んで思った感想。

これ、ドラマ観る前に原作を読んだ方がいい。

もちろん作品がミステリー、つまり謎解き要素を含んでいる時点で、一回その話を最後まで見てしまえば当然そこまでの流れも犯人が誰かもわかってしまう。それによって作品の核となる面白さが失われてしまうという理由も確かにあります。でもそれ以上に、原作の会話のテンポだったり、描写だったり、行間から読み取れることだったりという「良さ」が、今回のドラマ化では上手く表現しきれていないように感じたのです。一番感じたのは、1作1話完結、というのはドラマのペースとしては最適なのかもしれませんがこの作品には適してないんじゃないかな、ということでした。原作知らずについてくる分にはある程度さくさくとした進行は必要なんだろうけど、それでももう少し…!せめてもう2話分ペースを伸ばせば原作の会話のニュアンスとかちりばめられた繊細さとか、原作の空気感というか時間の流れをもっと近い雰囲気で再現できたんじゃないかな…と思います。そして勝手な感想ですしまだ1作目しか読了してないですが、私だったらドラマ化よりも1作目「すべてはFになる」だけで1本映画化っていう形を望んだなあ。そう思わせる力がこの原作には宿ってるといっていい。(でもこれ封印再度終わったらドラマで次映像するんですよね…映像化すっごい全然どうなるのかわからなすぎて怖い…!笑)

ドラマでも何でもいいんですけど、やっぱり小説が映像化される時って一番表現しにくい部分って地の文の部分というか、その中でも特に心理描写の部分だと思っていて。もちろん映像化する場合には尺の問題もあるし画としてのわかりやすさの面もあるし、色々とカットせざるを得ないという都合は存在するんでしょうが、諸々カットして尚、原作が成り立たせている雰囲気は存続させるべきだと思っているんです。それが上手くいってないのがこの映像化なのかなあ…っていう感じがしました。何よりドラマで致命的だなと思うのが謎解きの部分の説明がさくさくいきすぎてて完全に初見の視聴者を置いていってしまってる感が拭えなかった(これはやっぱり尺の問題なのかも)。別に極論としてテンポが速いのは構わないんですよ。どうしてもそうしなきゃいけない事情だってあるだろうと思います。それでも謎解き中の一種独特な(これは作品にもよるし作者にもよる)雰囲気の表現とかって、ちょっとした間で随分それっぽく表現できると思うし、謎解き後の余韻を残して、作品内に対しても視聴者側に対しても、ちょっとした考える時間を与えることだってできると思うんです。あとはこのドラマでいう「冷たい密室と博士たち」の犯人と相対する部分の表現とか。あれってきっと必要だと思った部分を取り出して繋ぎ合わせたからこそ表現されてしまったものだと思うんです。圧倒的に「雰囲気作り」が足りてない。視聴者が何もわからないまま、最初の方で置き去りにされてしまっている。気付いた時には事件は終わっていて、なんて心境にさせるつくりだなと、一視聴者としては感じてしまいました。それでもこれ原作は全然違って面白いんだろうなと思ったから手を出したわけなのですが。でもやっぱり時間が足りてない気がすると思って仕方がなかった…!この作品を映像化するにあたっては多分カットカットでぎゅうぎゅうにつめるのは向いてなくて、むしろいかに間を大事にするかっていうのがポイントなんじゃないかなあと原作読んですごく感じました。ドラマ観てもわかるのはわかるんだけど、原作を読んだ印象から俯瞰してみてみると、やっぱりダイジェスト編っていうか、「短く簡単に観せようとして逆に視聴者置き去りにしちゃったよ」って感じ。

意味は分かるし謎解きもわかるし犯人も分かる、でもそこに対する感情移入をさせる間とか情報が圧倒的に不足しちゃってるんだなあ、と思った。そしてそれはカット部分にもよるんだろうけどやっぱり表現とか演出にも起因してるのかな。逆に、原作読んだ上で、主な骨組みとしてはこういう話なんだって観る分にはそれなりには適しているのかもしれない…いや、どうだろう(笑)

私、元々ミステリ系のお話は好んで読んだり観たりする方なのですが、事件が起こることを軸にして考えて、「事件が起こる前」と「事件が起こるシーン」と「事件解決に思考錯誤している時間」と「事件解決シーン」の中でどれが好きかっていうと、後者2択だったりします。ああでもないこうでもない、って作中の人物と一緒になって考えたり、ああこういう考えがあるのかって思いながら進んだりっていうのが好きだし、意識せずともそういう読み方・観方をしているんですが、それってやっぱり感情移入してるが故なんじゃないかなって思います。人に、っていう意味だけじゃなくて、「作品自体に」入り込んでいる。「すべてがFになる」、このドラマ化の表現では視聴者を作品に感情移入させる要素が削ぎ取られているように私は感じてしまった。そして、事件解決シーン。ここでは今まで読者・視聴者側が思いもよらない考え(もしくは推理で辿りつくだろう考え)を提示して、それについて説明したり行動したりしていく。ここに作品に対する感情移入が不必要かと言われると、それはやっぱり必要なことなのだ、と思う。要するに解決シーンまで観ていた側に対し、それまでの流れをぶったぎらないようにいかに表現するか、だと思う。わからない説明ばかりでは、それまで面白いと思っていた人は興醒めだろうし、もしわからなかったとしても捕捉だったりとか、またわからない人たちにも雰囲気でもっていかせる演出だとか楽しさだとかが表現されていなければたちまち観ている側は作品の中から放り出されてしまう。そこにもテンポの意識とか間の意識はやっぱり重要だ。何と言ったって、観ている側は作中の人たちが驚いたり悲しんだり楽しんだりしているのを観て、少なからずその感情に目を向けるのだ。なのに会話だらけで間がなかったりだとか、間とか余韻が足りないが故に登場人物が何に反応して感情が揺れ動いたのか、どうしてそんな行動したのかが理解できなかったりするとそこで作品と観る側を繋いでいた糸はいとも容易く崩れ落ちてしまう。後から、ああこうだったのかと考えれば理解できることもあるだろうが、その作品を観ている時間、その作品の流れの中で自然に違和感なく話を飲みこめると言うのは、やはりその作品に「入りこめている」証拠なのではないかと思うし、そうさせてくれる作品の表現によるところなのだと思う。

今言いたいのは、ドラマを観る前に(私のようにもう見ちゃってる人は仕方ないけど、でも仕方ない上でも)やっぱり原作を読むべき!ということである。感じ方が絶対違う。全然違う。何なら作品に関わることにより得られるものが段違いに違う。

「すべてがFになる」文庫版解説で解説者の方も仰っていたのだが、今まで思っていた常識というか、普通と思っていた価値観を、そもそもの基盤からぶっ壊されて、「自分で」考えることを余儀なくされるというか。「これが普通だから、こうやって考えるのが当たり前だから一般常識だからこうなんでしょ」って考えなんか全然通用しません。それが面白いなあって。こういう感覚与えてくれる作品って特殊だなあと思うし好きだなーと思うんですが、解説者の方が仰ってたように京極夏彦作品にも通ずる所だなーと思います。そしてすごく頭悪い感想だなと思うのですが、個人的に通ずるなと思った感想で、私この作品を読んで、「すっごい頭良くなった気がする!」って思いました(笑)わからない知識ばっかりでてくる、って意味じゃなくて作品を通して色んなことを考えさせられたなって意味で。だからやっぱり、そう思わせる原作がある以上、それに劣るにしてもドラマも何か視聴者側に訴えかけたり考えさせられるものが沢山あったらいいのにな、って思った。作品を通して得られることっていっぱいあると思うんだけど、ドラマも観ることによって原作と同じように何か得られるものがあったらそれだけでもちょっとは救われるんじゃないかな(主に原作ファンの気持ちが)!

私の担当について話してみる。

こんにちは。先日、担降りの方の記事がすごく話題になっていて、私も個人的に興味深く読ませてもらっていました。担当にかける思いの強さとか、好きであるが故の葛藤とか。自分とも重ね合わせて、改めて「担当」ってすごい概念だなあ、と思いました。

「担当」っていう言葉の意味もその言葉自体も、新規の私にとってはまだ馴染みの薄い言葉です。

私は元々、昔ぼんやりとジャニーズの何人かのことを好きでいて、それでも「ジャニーズ」について詳しく知ろうとか、深入りしようとかいう判断をしたことはなくて。今考えてみると、私にとって当時好きだった彼らを「アイドル」として観ていなかったのではないかな、と思います。一歌手としてだったり、一俳優としてだったり。

それでも私は純粋に当時好きだった彼らを「好き」でいた。担当という言葉は認知も理解もしていなかったけれど、それはある意味今だったら「担当」という概念なのかなって思います。ちなみに…私が初めてジャニーズで好きになったのは亀梨和也です。完全なごくせん出です。私が生まれて初めに買ったCDは「青春アミーゴ」だったりします。ダイレクトにそういう世代です(笑)彼を好きになった切っ掛けが完全にドラマからで、私は彼の演技と彼の役から彼を好きになったわけで、あまりジャニーズとしての彼を観ている自覚はなかったかも。

そして当時好きになった順を簡単に説明すると亀梨→光一くん→松潤→手越。私の当時の好きだったジャニーズの流れはここです。最後が私が中学生ぐらいの時。そこからずっと、昨年末までジャニーズの存在は私にとって大した位置づけではありませんでした。(でも以上に挙げた4人に至っては見かける度にそれなりに反応はしていたような。自分から積極的に観ることはしてません)何てったって二次元に浸りっぱなしだったもので(笑)ジャニーズを好きになってからこっち、ジャニーズを好きな人でも二次元好きな人も沢山いるということを知って驚きだったのも記憶に新しいです。逆に、二次元好き!な人たちにとってはジャニーズって結構マイナスなイメージというか、(笑)みたいな風潮がある気がするんですよね。だから溝が深いイメージが自分の中でもしちゃってたんだろうなあ…。

ともあれ、昨年末何があったかというと。何てことない話で、某笑顔動画サイトさんであるグループのサビメドレーみたいなのを聴いてたんですよ、作業中に。私は作業中にあまり興味がなかったりとか、あまり詳しくなかったりする曲を流していると作業がはかどるタイプで、私はその時も何気なく思い浮かんだグループの曲を作業用として選びました。

作業すること4時間ほど。作業が終了して、私の頭に形成されていた思い。それは、「こんな歌上手かったんだ…!!」でした。今思うと失礼にも程があるわ!って感じなんですが。私は初めてその時、そのグループを「ちゃんと認知」して、好意的に思った。それが私とKinKi Kidsとの出会いでした。

上に挙げたように、私元々堂本光一くんが好きだったんですよ。理由はその好きになった切っ掛けでして。KinKiファンならわかることだと思うほど周知な出来事なんですが、ええ、あの、「3回打ちひしがれ事件」です(笑)

わからない人も居ると思うので一応説明を。2005年6月10日(調べてもうそんなに前の話になるのかと驚きました)、KinKi Kids2週目のMステ出演の回。当時の新曲「ビロードの闇」の歌披露の際に、光一くんが歌詞を間違えるということがありまして。この曲のパートは光一くんから入るのですが、

「痛いくらいの不安をひとりで抱え 眠れぬ夜に打ちひしがれる こんな時代じゃ退屈な夢も 僕らは見ることさえ許されないだろう」、

そういう歌詞です。そこを光一くんがどう歌ったかというと、

「痛いくらいの不安をひとりで抱え 眠れぬ夜に打ちひしがれる こんな時代じゃ退屈な夢も 僕らはひとりで打ちひしがれるだろう」…。

初めに「打ちひしがれる」って歌詞の部分があって、そこに釣られて後の部分の歌詞にも「打ちひしがれる」って入ってしまって。そして続く剛さんは、光一くんが間違えたのに笑ってしまって、剛さんも自分の歌詞を間違えたという。「打ちひしがれる」という通常歌詞で1回、間違いの「打ちひしがれる」で2回、歌い終わった後にKinKiが打ちひしがれたということで3回、と3回打ちひしがれた…ということで3回打ちひしがれ事件と剛さんが称していて。KinKiでMステといったら伝説と言える回だと思うんですが(笑/その事実もKinKiを好きになってから知った)、私はこの放送をリアルタイムで観ていて。3週連続、ということでこの次の週もKinKiさんは登場してちゃんと無事に披露してくれるのですが、その披露の前に「先週の間違いの検証VTR」なるものが番組側によって作成されてまして(笑)そこで歌っている先週のKinKiさんが流れる中、KinKiが解説をするという構図ができあがってて。もう、KinKiのファンでもなかったのに歌詞間違える光一くんが本っ当楽しくて間違えたのに楽しそうな光一くんがすごく楽しくて!(笑)あんなきらっきらした外見であんなやらかす姿がすごい印象的で。私が光一くんを好きになった瞬間でした。

 かくして光一くんを好きになった私ですが(今でもビロ闇はMステリピートしすぎたせいで私は間違い版の歌詞で歌いそうになる)、それでもKinKiが好き!ってことにはならなくて。元々私の母親が緩~く剛好きだったということもあり、反骨精神みたいなこともあったと自覚しているんですが(笑)私は剛さんが苦手だったんですよね。そう思っていたのが、昨年末、先に述べたように曲を聴いて、歌声を聴いたことで完全に崩れて。今までちゃんと剛さんのことを観ていなかった、それによってKinKiのことも全然観れていなかったことに気付かされて。そして二人の声が合わさるとこんなにも儚くて悲しくて閉鎖的な空間をつくり上げるんだってことが沁み渡ってきて。すぐに次の回の堂本兄弟をリアタイして、ラジオも初めて聴いて。それから日々KinKiを好きな気持ちが増す日々へと突入し今に至っています。

そんなこんなで。KinKiファンって、担当っていう言葉とはあんまり馴染みがないと思っていて。どっちが好き、っていうのも「どちらかというと○○寄り」っていう風に「寄り」って表現するまた特殊な事例でもあるなあってのも感じてて。それは一番にKinKiファンの「2人で1つ」「2人ぼっち」「2人でなかったらKinKiではない」っていう風な、「KinKiは2人でKinKi」「だから2人とも好き」っていう気持ちの素敵な表れだなと思います。そしてファン層でいうと個人担関係だとKinKiファンは大分ごちゃごちゃしていたりするので、それとは逆に「KinKiファンです、両方好きです!」って表現することが多いのかも。寄りなし、っていうのもすごいいっぱい見かける。ある意味「箱推し」って概念何だと思うけど、そもそも2人じゃないとKinKiは出来あがらないから、箱というよりも「KinKi」という個人を応援してる、みたいな感覚なのかな。KinKiファンの熱量すっごいなーーっていつも思ってます。飢えてるが故にもあるんだろうけど、それでも2人を信じて、多分どのグループよりも要望活動に熱心で。そしてコンサートの雰囲気がすごく落ち着いていて綺麗だなって思う。KinKiを好きになって、ジャニーズについて色々知ってから、色んなグループを観てきたけど、KinKiが醸し出す雰囲気は他にはない神秘的なものを纏ってるなって思う。

KinKiって素敵だと思うしKinKiファンも素敵だと思う。そういう意見を私も確実に持った上で、私はそれでも「担当」っていう立場を自分の中ではっきりさせていたくて。私にとってそれは、一番好きで一番応援したいっていう素直な気持ちです。だからそこで「KinKi担」と言ってしまうのは、2人で1つという意味でならあっているのだけど正確には違くて。

私は「KinKi Kids堂本光一」担を名乗りたい。母体があってこその彼。もちろんソロの活動も彼であるのに違いないし応援している。けれどそれは私が好きになった「KinKi Kids」という存在である「堂本光一」その人だから。私はKinKiとしての彼をこれから先できる限り追い続けていきたいと思っているし、私が「担当」という概念を認識して理解した上で、自分がその位置に置くとしたらという問いを自分自身に投げかけてみて、彼以外の存在はそこには相当しなかった。好きになったジャニーズは沢山いたし、もしかしたら今考えるとそれは「担当」の概念に匹敵するような存在だったのかもしれないけど、それでも私は言いたい。私にとっての初めての担当は、「KinKi Kids堂本光一」です。この担当が最後になるかはわからないけれど、今のところ色んな若手に手を出しつつも降りる予定は全然ないです(笑)。

そして私の大好きな彼の片割れとして傍ですっと一緒に居続ける剛さんのこと、今の私はとても愛おしく思うし2人が2人で居られる、居続ける未来を考えると私はとても幸せに思う。だいすきです。

これからもずっとずっと、KinKi KidsKinKi Kidsで居られる未来でありますように。

2014年秋ドラマ感想

 ※注意 この記事は独断と偏見で書かれています。

個人の勝手な意見であり感想です。書かれている特定の人物や作品を否定するわけではありませんのでご容赦ください。

 

秋ドラマが始まりましたね!

何やら注意書きから始めてしまいました。これから今期のドラマについての感想を個人的に書き綴っていきますが、それが思いきり独断と偏見だらけ、言ってみれば好き嫌いが激しい感想となっておりますので、各作品、またキャスト含め制作陣を好きな方々に不快な思いをさせるのを避けるために、注意として書かせて頂きました。あくまでも私個人の見方であり、意見であり、感想ですので、好きなドラマが悪く言われてるのが許せない!というような方はどうか読むのをお控えください。と言っても悪くばっかり書くつもりもないですが(苦笑)

 

前置きが長くなるのでささっと始めてみます。

数観ているわけでないので曜日順に観ているのだけです。

 

信長協奏曲(月9:00~/フジテレビ系)

たいぴー(Kis‐My‐Ft2・藤ヶ谷太輔)が出ると聞いて観るのを決意してみました。今回の月9ですね!

内容は、高校生の主人公・サブローが戦国時代にタイムスリップしてしまい、そこで出会った織田信長に頼まれ、彼の代わりに信長として生きていくことになるお話。原作は漫画で今も連載中のようですね。9月まではアニメもやってたようですがあんまり評判よくなかったのかなという印象。原作漫画は未読なのですが、人気作のようで周りでちらちら噂は聞いてました。

1話を観て、原作改変!って怒ってる人を沢山観ました(笑)なんかそもそも主人公やらヒロイン(でいいのか)の性格が全然違うらしいですね…?でもドラマでこの物語が初見な自分にしてみたらふつーに面白かったです。原作読んでみたらまた違う感想持つのかもしれないけれど、私はこれ月9としても適してるんじゃないかなあと思いました。1話を観て思ったことですが、まず話のテンポが良い。テンポが速すぎても遅すぎても視聴者を不快にさせるものだと思うのですが、そういう意味での不快感を私は感じなかった。主人公が逃げまくってるのはどうかと思わないこともなかったけれど(でもリアリティーが大げさにでも伝わってくるのはある意味正解なのかも)、この軽快なテンポは好きだなあと感じた。そして軽快だけじゃ終わらない、シリアスで締める所はきっちり締める。これが綺麗にできてるなあと思ったんですよね。笑わせよう、どだばたさせようとする所はしておいて、シリアスな所との対比をきっちりさせる。この比率が上手いのかな、と思いました。そしてそれを成り立たせてるのはやっぱり演技も1つなんだろうなあ。私、小栗さん全然好きじゃなくて向井さんに至ってもそうなんですが(苦笑/演技の巧拙とかでなく単なる俳優としての好き嫌いで)、それを感じさせないぐらい惹きこまれるなーというか、調和してるなと思った。個人的には作品として高評価です。

 

・すべてがFになる(火9:00~/フジテレビ系)

原作は森博嗣さんのミステリー小説。こちらも未読。作家名は存じ上げていたのですが読んだことがなく、今回の実写化ということで多くのファンがざわついていて気になりました。近々原作買いに行こうと思ってます!

感想。原作の力に頼ってる感じなのかな、という印象を受けた1話。でもこれも原作改変らしく(苦笑)、まとめとかが即座にできあがっていたので拝見したのですが、未読な私でもわかるぐらい色々改変されてるようでした。原作に頼っている感じ、と私が思ったのは、すごく「雰囲気で成り立っているドラマ」のように感じたから。原作改変(最もその意識は制作側にはどのようにあったのかはわかりませんが)と言っても、きっと原作の独特な雰囲気を表現しようとしての出来なんだなあ、というのが感じられてそこはとても好きだなと思いました。雰囲気ドラマ、です。これによくありがちだと思っているのが、オチがきまりにくいという点。雰囲気でつくっているからぼやっとしちゃう。原作はもっとかちっとした雰囲気になっているのかな、と比較も兼ねて近々買ってみようと思います。私がこのドラマから受けた印象は「息が詰まった感じ」「閉塞感」「冷たさ」。この印象が原作を読んだ時にどう変化するのか楽しみです。演技については可もなく不可もなく。個人的に綾野くんが好きなので贔屓目には観ちゃうかなぐらいです(笑)

 

・素敵な選TAXI(火10:00~/フジテレビ系)

チャンネルそのままにしておいて1話を観たドラマ。怪しいタクシーに乗って変えたい過去に戻って過去変えちゃおうぜ的な話でした。話のテーマとしても流れとしても王道!て感じ。そして話がずっと平坦な印象で、それがこのドラマの魅力なのかもしれない。特に驚きはなく、逆にああこうなるのかな、ああやっぱり!っていうのを楽しめるドラマなのかなと思いました。決して悪いというわけではなく、ただわざわざ時間を割いて観るほどではなかったかな。私がドラマに求めているのは良くも悪くも「裏切られた」という感情を引きおこさせてくれるかどうかなのでその点にマッチしなかったのです。もうちょっと短めの短編集みたいなので観れたら楽しいだろうな。

 

・ファーストクラス(水10:00~/フジテレビ系)

前作が大好きでした!エリカ嬢が格付けの最下位からのしあがってぎゃふんとさせてやるよ!な話です。そして完全に好みですがこのドラマ観てて目が潤うんですよね。綺麗どこ揃い!個人的には前作の方が感じましたが、その中でもエリカ嬢の輝きと美しさは格別ですね!(以上完全なる好み)

今のところ前作ほどの緊張感はないなと思ってるのと、人数が多すぎて把握しにくいのかなと思ってるところ、内容詰め込みすぎ・テンポはやくないか?と言う所など、前作と比較して思う所は多々あるのですが純粋に観てて楽しい。爽快感があるし笑えるんですよね(心の声とか)。個人的にすっきりしたい用の作品。

 

・Nのために(金10:00~/TBS系)

私は湊かなえ作品が苦手です。というか苦手意識がある、というのが正しいのかもしれない。彼女の作品に出会ったのは映画の「告白」が最初なのですが、私は「告白」がとてもとても苦手でした。原作を読んでいないからもしかしたら原作と違うのかもしれないと思いつつ苦手でずっと避けてきていてそれはそのまま今でもそれきりです。唯一読んだ湊作品が「白ゆき姫殺人事件」。こちらも原作が先でしたが、苦手とはいかないまでも、読んだ後に得られる感情があまりないというか…正直、「告白」でも感じていたのですが私は彼女の作品からはテーマ性というものを感じられなくて。私の1意見でしかないのですが、私は各作品が何を伝えたいのか、が明確に感じ取れなかった。伝わってこなかった。単純に相性が悪いというわけなのかもしれません。今敢えて述べることはしませんが、彼女に限らずそういう作家は個人的に沢山います(苦笑)

そんなわけで今回、3回目のチャレンジという意味を込めてこの作品を観ています。もしかしたら何も変わらないかもしれない、でも変わるかもしれない。そんな思いでドラマを観て、今のところ可もなく不可もなく、ただ時系列ごちゃごちゃしている演出は好きだなあとぼんやり考えてました。問題はラスト周辺だと思ってるので、今はとりあえず最後まで見届けたいなという気持ちです。

 

・黒服物語(金11:15~/テレビ朝日系)

ケンティー!

何気にケンティーの演技を意識してちゃんとみたのはこれが初めてです。主演頑張ってる…!と終始顔面の美しさに浸ってました。ストーリーは、初めはどうなんだこの雰囲気!と思ってましたが普通にちゃんとしてた。ケンティーが出ていなかったら観ていたかはわからないけれど(笑)、今のところは綺麗な導入部だし作品の雰囲気とキャスト陣が綺麗に合っているという印象。これでどんでん返し系の展開があったら楽しいんだけどなあ…と思いつつ動向を見守ってみます。

 

・ごめんね青春!(日9:00~/TBS系)

仲が悪い男子校と女子校で、お試しで合併クラスつくってみよう的な話。観るつもりなかったんですが重岡くんが好きなので視聴!ごめんなさい他に理由は特にありません!

宮藤官九郎作品がいかんせん苦手でして…あの独特の雰囲気といいますか、テンポというか、下ネタとか含め、単純に好みの問題としてあんまり受け付けられなくて。こういった脚本が受ける理由もわかるし、好きな人は好きなんだろうなとも思うのですがごめんなさい、苦手です…。全部観てなかったので申し訳ないのですが「流星の絆」(原作読了済)から苦手でした。だから多分原作改変が今までずっと響いてるのもあるんだろうなあと個人的には思ったりしています。あと今回のドラマは正直もうちょっと遅い時間帯だったら視聴率上がったんじゃないかなーとか考えてます。でも錦戸が言う名言的なのはキャッチ―でわかりやすくて伝わりやすくていいなあと思います。多分緩急の付け方が合わないだけで伝えたい部分は伝わってくるし、伝えたい部分、はとても素敵なんだろうなと感じています。その表現方法がいかんせん苦手なので、これも最終回までには個人的に違った視点も見つけられたらいいなあ。

 

そんなこんなで個人的なドラマ感想でした!だいぶストレートで申し訳ないですがこんな意見もあるよっていうことで1つ。

ドラマって、すごく気軽に観れるコンテンツだと思うんですよね。勿論それは比較対象があって、小説と比べて、映画と比べて、舞台と比べて、など様々で。

1時間時間をあけて、テレビの前に座る。それだけで視聴可能なコンテンツだ、って考えるとやっぱりドラマは気軽なコンテンツだと思います。もちろん真剣に観るのではなく、つけるだけの人も居る。ながら観の人だっている。ドラマではそれができる。私はそういった媒体である「ドラマ」が、その届ける「気軽さ」の中で何を私たちに伝えようとしているのか知りたい。所詮お金を払って観ているコンテンツではないけれど、だからこそ面白いと素直に面白いと思える。払った対価以上であるか以下であるかっていう概念が一番低い媒体だからこそ生まれる素直な感情だな、と思っています。私はドラマ通ではないし、何なら映画や小説の方が断然好きですが(笑)ジャニーズを好きになってドラマを見る機会が増えて、色々感じたりすることが多かったので自分への記録も兼ねて色々書いてみようと思いました。何にせよ今期は豊作な方なんじゃないかと思います。質の良い原作が多い印象!

ドラマをきっかけに原作も色々手出せたらいいなあ。メディアミックスされた媒体ってそのものを楽しむのはもちろんあるけど、原作に興味持ってもらえれば一番なんじゃないのと思ってます。それが成功してるならアプローチ的には成功してる、と私は思うな。良くも悪くも話題に上がるってのも含めて宣伝の内じゃないかなと。もちろん良い方がいいのだろうけれど。それでも、原作をそのまま忠実に表現するだけが表現方法ではないよなあとは最近わかってきて、良い面も悪い面もあるし、全面的に支持するわけではないけど。一種の表現方法としてはアリなんだと思ってる。

…といっても相当好きな原作をそもそも知ってて、それが改変されたとなると怒りたい気持ちもすごいわかるよ!私も何回もあるよ!ってことを言いたかった(笑)これ、アニメとかでも一緒ですよね。アニメはドラマと違って基本的に「忠実さ」を求められてるから正確には違うとは思うんだけど。それでもやっぱり制作側にもうちょっと寛容になるべきなのかなあ、と一視聴者ながら色々思ったりしているよって話でした。ながい!

キラキラケンティー

ケンティーってすごいなあ。

今現在、「中居正広のミになる図書館」を観終わった頭でこの記事を書いているのですが、健人さんは観る度にいつもキラッキラしてて、その輝き具合に、思わず息を止めそうになる瞬間が何度もあります。瞬きすることすら惜しいかのように。健人さんだけを視界に入れて、健人さんだけの声を耳に取り入れていたくなる。そんな瞬間が、何度も。

 

日付が変わったので昨日のこととなりますが、「黒服物語」の主題歌「君にHITOMEBORE」のCD発売が決定しましたね。2か月連続リリース、という宣伝文句を目にし、「男 never give up」が発売日を延期していたのはこの辺りにも関係していたのかな、などと考えつつ。

3人体制に疑問は沢山あって。正直個人的には今の体制を受け入れるつもりはなくて。3人を応援しない、というわけじゃない、それでも私が好きになったのは5人のSexy Zoneだから。一ファンとしては、帰ってくる日を待ってることしか結局の所はできないのかな、と思います。

それでも今回のシングル発売日の発表を受けて強く思ったことは、健人さんが世に知れ渡る大事な大事なきっかけともなるドラマ、そしてその主題歌が「5人」のものでなかったことの残念さでした。健人さんが努力して努力して、どんなに新しい層を獲得していっても、今のセクゾを私は胸張っておすすめできない。その事実が切なくて悲しくて。

それでも健人さんのキラッキラしてる姿観てると、ああ追いかけよう、って気持ちに素直になれるんです。今の状況だからこそ余計思うのかもしれないけど、健人さんは個人仕事でも本当に輝ける人で、魅力にあふれていて、きっとこれからも多くの人、今まで彼を知らなかった人を虜にしていく。そんな可能性に満ち溢れている存在だなあって。だからドラマもすごく前々から楽しみにしていましたし、今の状況は状況だけど、主題歌を大事にしてあげたいな、っていう気持ちがすごくあります。買うかはわからないけど、やっぱり彼の、そして彼らの仕事のがんばりは純粋に認めてあげたいなあ。それがファンとしてできることなのかな、と思います。

セクゾを好きになってもう少しで半年が経とうとしています。歴はすっごい浅くて、でもその中で色々なことがあって。それでも私はまだ、諦めたくないなって思う。だって彼らはきっと何一つとして諦めていないから。そして彼らの輝きは、彼らにしか出せない個性的な「色」だなあ、と思っているからこそ。

 

自担のシンメがめちゃくちゃキラッキラなケンティーで良かったなあ、って思います。心から。私は彼に色んな夢を見てます。そしてきっと将来叶う予感が、すごくするんだ。

昨日のMステ感想と諸々。

昨日、Mステを観てました。

おそらく多くの人(ヲタじゃない人も含め)は、今回の嵐を楽しみにしてたのではないかなと思ってます。かくいう私も嵐、楽しみにしていました。嵐に至っては追っかけているわけでもなく定番の茶の間と言った感じなのですが、それでも何だかんだずっと松潤が個人的に好きなので(笑)、テンション高めでかわいかったなーという、昨日観て総じて感じた印象。

問題はそこじゃなくて。私は昨日のMステを、多くの不安とともに待っていました。

何を隠そうセクゾです。Sexy Zoneです。今年の5月ぐらいからの新規ではあるのですが私はセクゾの一ファンとして、果たしてMステの「三人ゾーン」がどういったものになるのかはらはらしてその時を待ちました。番組の宣伝ツイッターなどで煽られる「胸キュン」の文字にも一抹の不安を覚えつつも、いざ番組が始まり。

感想。何が起きたのかわからなかった。

っていうかDREAM BOYSっていつできたユニット…?舞台名じゃないの…?

何と言うか、最初三人のばっぼーいから始まり、男~になって、案の定Jr.がわらわら出てきた時は「ああまたか…」なんて思ってたんですけれど。

自己紹介、し始めちゃったよ。

私はしょうれんシンメ+たかかいセンター割と好きなんですけれど(今回そういう配置でもなかったけれど)、もう完全に彼ら推しの宣伝にセクゾ三人が使われているようにしか思えませんでした。自己紹介…。男~の新曲の扱われ方についてもそうだし、セクゾをいかに軽視してるかっていう事務所の感じが目に見えて、ああ嫌だなあ、と思ってしまった。

この状況、得ってあるのかなあ、ってすごく考えるんですよね。Jr.にとっては、参加させられれば「みんなSexy Family!」と言われて、デビューがなあなあになるだけじゃないかなとも思うし、またJr.のファンにとってもセクゾのファンにとっても、お互いに気持ちいい思いはしないんじゃないかな…と思ってしまう。そして個人的に言わせてもらうと、こんな風に扱われたんじゃ、セクゾファンの自分としてはJr.に対する印象が悪くなっちゃうなあ…ってどうしても考えてしまった。Jr.には何も非はないはずなのになあ。

こんな状況下で、新曲発売日がすぐそこに迫ってます。果たして、これからセクゾ界隈はどうなっていくのだろうか…不安は募るばかりで。でもやっぱり「五人のSexy Zone」を諦めたくないって気持ちはみんな一緒だと思うんです。次の次のシングルがどうなるのか、にも今から不安でいっぱいですけれども、私はまだ彼らを信じていたいって思うし彼らが五人で在り続けようとしているということを信じたいと思います。みんながしあわせになれるといいなあ。今はこんな風に願うしかできないけれど。

 

あと個人的な話だけど、自担は色々気をつけてな!って思います。(笑)みんな過敏になってるのもだけど、実際割とフォローできないことしてたりもするから!自担だからって何でもかんでも甘やかして甘受できるほどの感性もちあわせてないから…ね…。色々学んで、ちゃんと叱られて、成長してってほしいなーと思います。グループが成長するのと一緒に。

 

…新曲はとりあえず初週には買いません!

「加藤シゲアキ」について思うこと

先日、高校時代からの友人と会う機会があり色々な話をした。

主にはテニミュ(私はそんなに詳しくないのだがテニミュという概念について説明された)をはじめテニプリ(新の方は知らないが無印はすごく好きだった!個人的に氷帝推し跡部至上主義)の話だとか、黒バス(青峰が好きです)云々の話とかFree!(2期は一話しか観てないけど松岡推し)の話だとか色々。まあ二次の話ベースに、声優含め3次も諸々って感じのいつものとりとめのないような話。

そんな中、暫く私がこっち、ジャニーズ沼にきていることについても理解してくれているその友人にNEWSを軽く薦めてみた。私もまだまだ知らないことばかりの所謂「新規」なのだが、その友達に薦めるにはいろいろ考えた結果一番彼らが適しているだろうなと思ったのだ。何なら詳しく知ったら手越好きなんじゃないかなあぐらいを思っていた。

まず一言、「私今NEWS好きなんだよね」

そうすると友人からは思ってもみなかった返答が。

「友達でもNEWS好きな子居るんだけど」

お?と思った私。しかしそこは冷静に、

「誰が好きなんだろ、手越とかかな?」

まあ無難なとこなんじゃないかなあと思って聞いたのだが、違うと友人は首を振る。

そして、

「私NEWSで知らない人1人居るんだけど、その人」

「テゴマスじゃなくてニュースキャスターでもない人?」

「うん」

「小説書いてる人?」

「あ、そんなこと言ってた気がする」

――――先生の認知度!知ってた!

思えばこのパターンって典型的だよなあ、と私は「加藤シゲアキ」についていつも思わせられるのである。NEWSは知っててもシゲの認知度ってとても低い。格段に低い。何ならコヤシゲ自体がテゴマスじゃない方、って言われることも多い中、小山くんは確実にevery.で認知度上げてたという事実をここ近年すごく感じるのである(彼がジャニーズであるという認識自体は多分あとからついてくることの方が一般的には多いのだろうが)。

友人は更に「なんか二人で出てる番組あるよね?」といった発言をしてきた。

「羽鳥さん出てるやつ?」

「それそれ。あれ面白くて結構観てる」

――観ながら、そこに居ることを認識されながらも、「知らない人」と呼ばれてしまう先生!

と、友人が未来シアター観ているということに驚きを覚えつつも、先生の認知度にはそうだよなあ、と頷かざるを得なかった自分。そうだよなあ、だって私もあんまり知らなかったもん。私は一応名前と顔は知ってたけれど、やっぱり4人になるまではあんまり興味の対象になるような位置の売り出し方でもなかったのかなあ、とも思うし。

シゲが「先生」になったことも含めて、シゲの成長というか意識の変化ってすごい大きいし目に見えて明らかになったなーと今のシゲを見つめて気付いたんですけど、それでも外部からは多分印象ってそんなに変わってないんだろうなあ、と実感しました。でも逆にすごいなあと思うのは、皆が口を揃えたように「NEWSの知らない人」って認識してるのに(もしくは「こんな人居たんだ」)、説明用に写真見せたりすると皆これも口を揃えたように「かっこいい」「綺麗」「顔整ってる」って言うんですよね。これってすごく先生の魅力だなあと私は思っていて。そして先生を気になって知っていく為の入り口としてもすごい魅力的だなと思うんですよね。

多分普通に「かっこいい!」で気になって、更に追って見ちゃったらもうその時点で負けが見えてるんじゃないかな!もうそれシゲの魅力に落とされるカウントダウン始まっちゃってるよ起爆する3秒前だよ!ぐらいの勢い。

私、他にも色々好きな人とか気になっている人とか居る中でも、シゲってすごく「ギャップ萌え」の塊の人だなあと思っていて。知れば知るほど思ってもなかった魅力がわんさか出てくるし、こんな面白い人だったんだ!とか、こんな声だったんだ!とか、こんなめんどくさい人だったんだ!とか色々(笑)。それって、もちろんマイナスにとられてしまうことも多い部分なのかもしれないけれど、私はそれがすごくシゲという人間を見る側にとっては良い魅力剤として作用しているなあ、と思っています。そもそも小説家アイドルってだけでも結構字面のインパクトとか半端ないと思うしそれなりに知られてるのかなあとも思うんですけど、いかんせんその肩書きが地味な形に留まっちゃってるのは惜しいなあ、と思います(元々小説っていうのが外に外にって出るものじゃないっていう理由も大いにあると思うけれど)。もっとシゲという存在が世間に知れ渡った時点でこの「小説家アイドル」っていう肩書きはすごいおっきなインパクトを持つんじゃないかなー、とか。もっと言うと、一度どかんと有名になったらシゲってすごい勢いで人気になっちゃうんじゃないかなあと私は思っていて。

世間が彼を知らなすぎてる。それはこれからの可能性がまだまだ未知数で、いくらでも広がっていくことができるってことだと思います。私は「加藤シゲアキ」という人間がこれからもっと成長していって、有名になって人気になって皆が知る所となるのを見届けたいなあと思うし、私が今彼を応援しているのは、将来、彼がそうなるのを期待して楽しみにしてるっていう気持ちも実は大きかったりするのです。自分の目は間違ってない!と今の私は自信を持って言えます。自信をもってオススメできる存在!(笑)

人気があるないで好きになるんじゃなく、また人気が出たら応援しないとかいうのとは違うんですけど、きっと今私がシゲを好きになっていることには意味があって。他の人たちを応援してて同じように感じる時もあるんですけど、私きっと何年後かに「あの時シゲを好きでいて良かった!」って思えるときがきっとくるなーって妙な確信があります(笑)今も好きでいて楽しいなあと思う。けれどシゲを追い掛けていったら、これから先、予想もしていなかった素敵な未来が待っているんじゃないかなあ。そう思ってます。本当罪深い存在です先生!

 

とりあえず今は10月に決定した特番について想いを馳せるばかりです。4人の司会とか楽しみすぎるし、4人を知らない人たちがこれでちょっとでも興味を持って、あと「なにあのかっこいい人知らない!気になる!」って思わせられたら万々歳じゃないかな!楽しみ~。